ビールを毎日1杯以上飲み続けると、がんの発症リスクが高まる

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相﨑貴子です、

今年もあと少し、12月はクリスマスや忘年会など飲酒をする方も多くいらっしゃるのではないでしょうか？

先日、11月22日に厚生労働省が初めて「健康に配慮した飲酒に関するガイドライン」案をまとめ、「毎日ビールを１杯以上飲み続けると、がんの発症リスクが高まる」との取りまとめをし、アルコール起因で生じるアルコール依存症、生活習慣病、肝疾患だけでなく「大腸がん」の発症リスクが上がるとの内容でした。

また、アメリカでは、2011年11月２日、CNNのBreaking Newsで、

「ALCOHOL　WARNING」Dr　Tara　Narula　CNN　Medical Correspondent

STUDY：EXCESSIVE　DRINKING　CAUSES　１IN 5 DEATHS  IN　US. ADULTS　AGES　20～49

直訳すると：アルコールの警告

検証：過剰な飲酒で、アメリカ成人20歳～49歳の5人の内１人が死亡する。

というニュースも衝撃でしたが、今回の「毎日ビールを１杯以上飲み続けると、がんの発症リスクが高まる」というニュースは、現在、日本の女性のがんの罹患率として最も多い「乳がん」に次いで近年多い「大腸がん」となっていることから、更に、衝撃的でした。

勿論、大腸がんを発症するリスクは「ビール」のみではなく、遺伝子や生活習慣から大腸がんを発症することもありますが、私が、がんセンターで看護師をしていた20年程前に「４人に１人が、癌になる」と言われていて、現在は、「２人に１人」と言われています。

このままだと、いずれ「全ての人が癌になる」と言われてしまうのでしょうか？

また、記憶とは不思議なもので、看護師を辞めて20年以上になるのに、がんセンターで手術室の部署で働いていた時の、３～4件程の大腸がん切除の機械出し看護師をしていた映像が読み返り、少し気分が悪くなりました。

癌になると、患者さまの闘病の辛さだけでなく、患者さまを取り巻く環境、家族、パートナー、仕事など回りの多くの方々にも心労がかかります。

私が看護師をしていた時、家族の方が「私が代われるものなら代わってあげたい。」とおしゃっているのを何度が聞きました。

今日では、副作用の少ない抗がん剤も開発され「癌と共存する」とイメージもありますが、実際にその境地に至るまでには、かなりのご心労と乗り越える壁が、罹患した患者さまのみならず、周りの方々のサポートがあってかと思います。

「病気に、ならない方がよい。」

と、私は、５年程前から、飲酒、余分な肉類は口にせず、サプリメントに頼らないライフスタイルを継続して今日に至ります。

なので、自然に周りには、オーガニック野菜、ハーブ、アロマ、ヨガなど自然と共存している知人が増えました☺

「過ぎたるは及ばざるが如し」何事も、やりすぎると良くない「中庸」を尊ぶ、良いことも過ぎれば「毒」になるということ。

歴史を辿れば、アメリカでの「たばこ訴訟」、長い年月を費やし、和解に至る中で医療費抑制の観点からも、その後、たばこに関する広告の大幅な規制がなされました。

私の記憶の中では、英語通訳専門のスクールに２年程通っていた時に、アメリカの「たばこ集団訴訟」のテーマ、喫煙により肺がんに罹患した多くの患者の集団訴訟、弁護士、たばこ産業のメーカーの法廷でのやり取りを英語で学びました。

今では、すっかり無くなった「たばこの広告」

昔は、F－1（フォーミュラ、１）のマシンの殆どには、どこかのたば産業がスポンサーになっていたように思います。

アルコール、ビール、ワイン、日本酒の好きな方は沢山いらっしゃるかと思いますが、この年末の楽しい時期、ほどほどにして下さいね☺

MANASUTE　LOVE～Yoga　is my life~

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