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相﨑貴子です。

 

今回は、初めての一人旅の場所、New York(ニューヨーク)での衝撃的な出来事のお話です。

 

始めての一人旅、27歳の時、選んだ場所は世界一刺激的な街、New York(ニューヨーク)。

なぜ、ニューヨークだったのかというと、ニューヨークには以前に2回訪れていたのですが、その時のニューヨークの印象が、「一人で行動している人が多い。」と感じたから(笑)

 

私は、個人的に「日本は団体行動と協調性が文化」というイメージがあって、一人行動をしていると、何だか「変わった人」と思われると感じていた。ニューヨークの人は、一人で美術館を拝観していたり、洗練されたカフェで一人本を読んでいたり、セントラルパークで昼寝をしていたり等など、その時代はスマホではなかったから、YouTubeやNetflixもないし、本当に世界一刺激的な街で、バリバリ仕事をしている反面、リラックスして人生を楽しんでいるように見えたのです。

 

「あっ、これなら、私、一人で来られるかも(笑)」、そんな動機で、初めての一人旅の場所をニューヨークに選んだのです。また、その時は看護師をしていたので、仕事への情熱はあるもののとても疲れていたので、ある意味「逃げたい」「解放されたい」そんな心の状態であったこともよく覚えています。

 

6月中旬、JFK空港に降り立ち、タクシーでブルックリン橋を通ってマンハッタンへ、ホテルは「ヒルトン ニューヨーク」、初日はロックフェラーセンター前の、毎年のクリスマスシーズンにニュースに登場するスケートとクリスマスツリーのカフェでランチをして、とにかく天気が良くて新緑の木々や花が美しくて日本での仕事の疲れを一瞬で忘れた(笑)、4日間の滞在期間は、メトロポリタン美術館、ブロードウエイ、ジャズを聴いたり、そして5番街、地下鉄をフルに活用してブルックリン、ブロンクス地区に出掛けたりした。日本には無い感性が渦巻く刺激的なニューヨーク、とても楽しかった。

 

そんな中で、2日目、日本で準備をしている時から一番行きたかった場所、マンハッタン区ダウンタウンの「ソーホー」。芸術家、デザイナーが多く住み、「キャスト・アイアン建築」が残る場所、とにかくお洒落な街、絶対に行きたいと思い訪れた。デザイナーブテイック、カフェは想像以上に素敵で、心が躍りまくった(笑)

 

その中で、「キャンデイ」のような店舗があって、入ったらコスメ、化粧品のお店だった。リップは100本位あった。定員、ギャルソンは全て黒の上下のシャツとパンツで「パリ?」と感じた。その店員の20代くらいの男女の方から、特に女性の方は、渡辺直美さん似だった。

2人から「観光?どこから来たの?」と声を掛けられた、「日本から、」と笑顔で答えた。「私達は日本に行ったことはないけど、日本の今は何がトレンド?」と聞かれ、少し話をした。

そして、最後に私から「この沢山のリップの中で、私にどの色が似合うと思う?」と尋ねると、少し間があって、彼女は私を見つめて真顔で「ムードで決めて」と言った。そしもう一度「今の自分のムードを大切にして」と重ねて私に言ったのだ。ムードとは「気分」なのである。「貴方の今の気分を大切にして」という意味であるのです。

 

大袈裟ですが、「貴方の今の気分を大切にして」という言葉は、その時の私にとって、隕石が落ちてくるほどの衝撃だったのです。ここ15年程の私は「個人主義」をリスペクトしていますが、一応、誤解が無いようにお話ししておきますが、私的な個人主義の定義は、「まず、自分を大切にして、他の人にも自分の出来る範囲で大切にする」もう少し言いますと「自分を蔑ろ(ないがしろ)にして、他の人を優先し過ぎてバランスを崩すことを避ける」という意味であります。くどくて、すみません・・・・m(__)m

 

なので、ギャルソンの彼女の言葉は「今の貴方の気持ちを大切にして!何色が私に似合う?なんて、そんなことを人に聞かないで❤」という感じでした。看護師をして疲れ果てていた私は、この言葉を機に「少しだけ自分を人より優先しよう、大切にしよう」と思わせてくれたのです。

 

今の私の礎(いしずえ)を作る、渡辺直美さん似のギャルソンの彼女の言葉。27歳の時、

今思えば、この言葉を聞くためにニューヨークに一人旅をしたのかなと思うほどです。

 

人生は、現実的にすべて自分の思ったとおりに行かないこともありますが、皆さまも、ご自身の日々の中で感じることを正直に、そして大切にして頂きたいと思っております☺

 

Love、love、love、ナマステ❤


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