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相﨑貴子です。
今日、8月8日は私の会社の設立記念10周年です。2012年8月8日、まさか自分が起業するなんて想像もしていなかった。起業したらすべてが初めての事ばかりだったけど、お金を借りずに小さく始めて、信頼できるスタッフと多くの方とのご縁に恵まれて「自分らしく生きる自由を手に入れた。」
そんな記念すべき日、「本当にあった不思議な話」第1話は、弘法大師 空海、
5年程前から、ヨガのご夫婦のお客様で、神社、仏閣また真言密教等のお話に詳しく時々お話をすることがあった。私も、個人的にご縁のある神社などがありますが、基本的に流行っている「パワースポット」には足を運ぶことなく、何というか殆ど他の人から「突然きかっけ」を頂き参拝することが多いです。2018年4月初旬に、そのご夫婦が毎年、高野山に行っている話を以前から聞いていたのですが、やんわりと「貴子さんも行ってきたら、宿坊に泊まってさ、いいよ。」と言われた。高野山か・・・遠いな・・・ご夫婦は「車で、3時間30分くらい、」うーん遠い・・・家に帰り高野山をタブレットで検索して見ていたら、何となく高野山に行きたくなった(笑)、でも、4月下旬のゴールデンウイークに宿坊の予約は取れないと思ったのだが、宿坊の案内サイトに電話をしたら、4月29日の1泊1室だけ空いていた。「えっ!」と驚き予約した。旦那さんに運転をお願いして(笑)、連れて行ってもらうことにした。
翌日、予約サイトから電話があり「すみません、ダブルブッキングしてしまいました。お客様がよろしければ、お値段が高くなりますが別の宿坊がございます。」と、私は「分かりました。」と返事をした。変更になった宿坊のサイトを見てみると、朝6時~護摩焚き、般若心経、「弥勒菩薩」「弘法大師」「阿弥陀如来」「千手観音」「不動明王」そして北の方角を守る「毘沙門天;多聞天」が掲載されていた。何だか偶然に宿坊の変更があったけど、嬉しくて待ち遠しくなった。
2018年4月29日、いざ出発。助手席でSpotifyをBluetoothに繋いで音楽を楽しんだ。
本当に3時間30分程で高野山に着いた。金剛峰寺、壇上伽藍、奥の院と見て回った。外国の観光の方がとても多かった。また、奥の院の御廟橋から先は明らかに「霊気」を感じた。御廟をぐるりと回ると何人か御経を唱えていたり、オレンジ色の袈裟を着た外国人のお坊さんが多くいたりした。暫くしたら、タイマーもかけていないのに「3時33分」でアラームが鳴り続け、なぜか音が消せないので離れたところに行き電源を切った。「333」、「3」の数字には多くの意味が存在するので、不思議な気持ちになった。金剛峰寺~奥の院と回りたくさん歩いたので宿坊に入り、精進料理とお風呂を頂き、すべてが慎ましく美しかった。
その日、2018年4月29日は満月で、宿坊の窓から見える満月は何とも優美だった。そんな満月の力もしくは魔力のせいか、どうしてももう一度、奥の院に行かなければならない気がしてきた。どこか行き忘れているような気がした。「気のせいかな?」と思い、一度思考を手放したが、やはり気が収まらない。むしろ再訪しなければならない気持ちの方が強くなってきた。旦那さんに「ねえ、やっぱり明朝、もう一度奥の院に行っていい?」旦那さんは「立里荒神社はどうするの?」私は「立里荒神社に行ってからなら、奥の院は帰り道にあるじゃん。」了承してくれた。
翌朝、護摩焚きと般若心経、祈り、弥勒菩薩、弘法大師、阿弥陀如来、千手観音、不動明王、そして甲冑を着た毘沙門天に手を合わせ、宿坊を後にして立里荒神社へ向かった。龍神スカイラインを道って神社の駐車場へ、そこから山頂迄は鳥居をくぐりながら「気」の次元上昇をさせて頂き、神様の参拝のための穢れ(けがれ)を落としていく、上方から10人程の御一行が降りてきた。更に階段を登り、途中の祈祷殿に参拝した。更に鳥居をくぐり登っていくと、本殿の手前の右側に摂社の五社神社があった。ご祭神は、「天照大御神」「大山祇命」「保食命」「市杵島姫命」「素盞雄命」となんとも強い神々、摂社でのこの神々しさ。凄く緊張してきた。山頂に登りつき、いよいよ本殿へ、ご祭神は、「火産霊神」「誉田別命」で「火の神」である。着いた時にご高齢のご夫婦が参拝していた。終わると2人は手を取り合ってゆっくり山を降りて行った。「あれっ!」と驚いた、「人払い」が起きたのだ。どれくらいだろうか10分程、私と神様との時間が過ぎた、エネルギー的には、「ピリっ」とした感じで、山頂から見る高野山全体の景色も雄大だった。そして、数人が山頂に登ってきたので私は下山した。「人祓い」という時間のタイミングは、シンクロニシティ(偶然の一致)であると感じた。
そして、いよいよ本命の「奥の院再訪」である。奥の院の駐車場に行き入庫したら「満車」になった、最後の空き1台だった。また、シンクロニシティ(偶然の一致)。旦那さんは「俺は、駐車場でツーリングの人達のバイク見ている。」と、私は一人で、小走りに奥の院へ向かった。昨日訪れた場所、やはり御廟橋からは「霊気」を感じた。少ししたら弘法大師、空海への給仕が始まった。「生身供(しょうじんぐ)」と呼ばれる儀式で、一日2回弘法大師、空海に食事が運ばれるのである。この様な光景が見られることは大変に幸なのだが、「いや、これじゃない。」と思った。
ゆっくりと昨日と同じように御廟をぐるりと回った。昨日の光景とはあまり変わりはなく、午前中なので人が少ないかなと感じたぐらいだった。「私の気のせいかな?」と旦那さんも待っているし戻ろうかなと思った瞬間、何やら右下から、強烈なエネルギーを感じた。「地下法場」と書かれた地下の入り口があった。「昨日、こんなところあったけ?それに、ここ何か凄いエネルギーだし、怖い。」と感じその場を通り過ぎようとした瞬間、その地下からオレンジの袈裟を着た長身で白人の眼鏡を掛けたお坊さんが、無表情で私を見て、自分の左の中指と人差し指を伸ばして合わせて、2回、地下の方に向けて振り、入れと言わんばかりの様子でそのまま行ってしまった。
「えー!!入るの?」と思ったが勝手に足が地下に向かって歩いていた。地下に入るやいなや、足と手の指が痺れてきて、それから完全に四肢の感覚が無くなった。もう、お腹だけが突き出て勝手に奥に進んで行った。地下の天井には燈籠が無数にあり他にも数人いた。行き着いた場所は、大きな白い布に弘法大師、空海が描かれていた。その前には、大きな数珠と五鈷杵(ごこしょ)、お賽銭箱があった。私は恥ずかしながら「え~、ここでもお賽銭取るの?」と思った瞬間、頭の上から優しくて大きなエネルギーと共に、すうっ~と男性の声で「お金はいいから、行動しなさい。」と言われた。びっくりしたがその言葉を静かに受け取り、奥の院を後にして帰路に向かった。
私は、こういった高次元からのメッセージを受け取ることが、1年に1回ほど定期的にあるのだが、例えば、神社仏閣、深い瞑想中、あとは車を運転して高速道路を走っている時が多い。ただ、決まって私の場合は、メッセージのフレーズはとても短く「シンプル」なのだ。
帰路の中、助手席でその場所がどういう場所なのかスマホで調べてみた。弘法大師空海の描かれた白い布の後ろこそが、「入定(禅定に入る、これは真言宗密教に伝わる永遠の瞑想に入る事である。)」した場所であった。私は、「空海は本当に今でも瞑想している。」と知った。空海の言う「行動しなさい、」という言葉は、私自身は、これまで積極的に行動しているつもりでしたが、まだまだ、半歩、一歩と行動して、新しいフィールドに行くことで、今まで経験したことのない世界を見て、知り、驚き、葛藤し、楽しみ、そして沢山の人達と出会い自分の人生を彩っていく。
なるべく、やりたいことはやっておこう、後悔しないために。(^ー^)
会社10周年に相応しい「初心に返る(かえる)」といった思いを込めて、今回は、弘法大師、空海との「本当にあった不思議な話」でした。
love、love、love、ナマステ❤
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